
どうも、れのん(@le_nonnon)です。
Amazonプライムビデオを漁っててたまたま見つけた「イーグルアイ」を観ました。
かの有名なスティーブン・スピルバーグ監督の作品です。

- 発売日: 2013/11/26
- メディア: Amazonビデオ
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事前情報は全く知らずに観たのですが、思った以上に予想外の展開が多くて面白かったです。
少し近未来の話ではありますが、現実世界のリンクして考えてしまう事もかなり多く、興味深さもありました。
アクション好き・SF好きともに楽しめる作品ではないかなぁと思う。
あらすじ
コピーショップで働き退屈な毎日を送るジェリー。
一卵性双生児の兄の葬儀からアパートに帰ったジェリーの携帯が鳴った。 「30秒でFBIが到着する。今すぐ逃げなさい」。
シングルマザーのレイチェルはひとり息子を楽団の演奏旅行に送り出した後、同じ女からの着信を受ける。
「息子のために命を懸けられるか。」
まったく面識のないこの2人に共通するのは、見知らぬ女性からの電話。その声に従い引き合わされた二人は、FBIからも追われる身となる。
生き延びるには、その声に従うしかない。
その声はいったい何者なのか?
何の目的のために、2人は選ばれたのか?
そして、選ばれた2人に突きつけられた使命とは―?
-プライムビデオより引用-
イーグル・アイ – 予告編
感想
以下、感想にネタバレを含みます。
「映画1日に12本見るぜ!!」みたいな人は気になる所も多く楽しめないのかもしれませんが、僕は楽しめました。
まぁ何回も観たいかと言われれば「う〜ん。」って言ってしまいそうですが、映画の内容は興味深かったですね。
この映画の一番の疑問は、急に謎の女から電話が掛かってきて次々と指示を出されるんですが、「女は何者なのか?」という点。
言ってしまうと、政府が作ったAIが全て指示を出していたんですがもう少しバラすのは後にしてほしかったかなぁという感。
信号を全て青に変えたり車を自動運転したり、電車を止めて逆方向へ運転したり横の人の携帯に電話してきたり。
かなりやりたい放題で「こんな事人間だけで実現可能か?」と思わせる伏線はありましたが確定的な要素はなく、バラされてからは少しダレてしまった感はあります。
ストーリーを通してスピード感のある展開だけに、若干気になりました。
人によっては、「謎の女AIかい〜ww」ってなりそうな映画ではあります笑
僕も若干拍子抜けはしましたが、AIであると分かるとそれはそれで今の現代と合わせて考えるべき点もあったので良かったです。
ターミネーターのような感じで、AIの暴走が起こるかも!?という危惧。
昨今でも「AIに仕事が奪われる」みたいな話はよく目にしますが、発展しすぎてAIが
自ら考え人間を排除しようとする動きが起きないか?と。
実際問題AIが将来どのようなものになるのか分かりませんが、テクノロジーが発展しすぎた結果そのような事が起こる事を考え、少し怖くなりました。
第3社目線での意見をAIに求めると、「人間っていらないんじゃない?」って考えに陥らなくもなさそうだもんね…。
あと、便利になった世の中でのリスクも考えさせられる面はあったかなと。
この映画の作中AIは、あらゆる場所の監視カメラ・ブラウジング履歴・カード使用情報・SNSやメールのやり取り等様々なものから人を分析し、性格を判断するという場面があります。
「お前はこんな性格、ちっちゃい時からこうだった」ってAIに言われて主人公的には「お前にナニが分かる!」って感じだったんだけど、ちっちゃい頃の映像すらも持っているっていう…。
色んな行動がインターネットによって可視化されているっていう現代のリスクも、提起しているのかな?と感じました。
実際、Twitterとか観て芸能人追っかけてる人とかいますしね。
便利だけど怖い世の中ですなぁ。
あと難しい話っぽく写っちゃったかもしれませんが、アクション映画としても面白いです。
かなり迫力ある映像が多いし、AIが全てをハッキングするとこんな事も出来るのかという凄さもあります。
ゴミ処理場のクレーンを遠隔操作して、警察のパトカーをUFOキャッチャーみたいにしてるのは笑ったw
序盤はAIが味方でもう無敵感が半端無かったですが、後半はAIが敵になるのでそこが見どころでもあります。
飛行機無人で飛ばして追っかけてくるとか怖すぎだろ…。
まとめ
色々考えさせられる部分はある映画ですが、特に考えずに観てもある程度楽しめる映画だと思いました。
まぁ結末はちょっと微妙かもしれませんが。。。
というか思ったけど、生体認証って実際に双子だと通っちゃうのかな?
この映画だと通っちゃってるんだけど。
今でも既にPCのログインに生体認証が使われてたりするけど、通っちゃったらプライバシーもクソもなくなるけどw
生体認証になって登録してる人が死んじゃったら、デバイスにアクセスできないみたいな問題はもしかしたら今後起きるかもしれませんね。
回避策はもちろん生まれてそうだけど。
こうやってAIとか生体認証についても考えさせられるのが、良かったなぁ。
便利な物もちゃんとリスクを理解して使っていこうと、考えさせられる作品でござった。
以上、れのん(@le_nonnon)でした。