
こんばんは、れのんです!
最近よくCMやインターネットで見かけるMVNOや格安SIM。
言葉は聞いたことあるけど、「あんまりよく分からないんだよな~」って方以外と多いと思います。
あまり聞き慣れない言葉なので、「何か怪しくね?」ってイメージ持ってる方も多いかもしれませんね。
そんな方の為に自分なりにまとめてみましたので、参考にして頂けれたら幸いです(・∀・)
Contents
まず、MVNOとは

Mobile Virtual Network Operetor(仮想移動体通信事業者)の略。
携帯電話などの通信事業者(auとかdocomoとか)から無線通信インフラを借り受けて、サービスを提供している事業者の事を言います。
現在では、ほとんどの事業者がDocomoの回線をレンタルして運営をしています。(au回線もありまぁす!)
最近よく聞くのは、mineo(マイネオ)とかDMM mobileでしょうか。
イオンや楽天と言ったでっかーい会社もMVNOに参入してきて、より一層注目が集まっています!
格安SIMってのは、MVNOと同異義語だと思ってもらって良いと思います(^人^)
MVNOのメリット
①月々の携帯使用料が安くなる

MVNOに移行する最大のメリットですね。
現在大手3代キャリアでスマホをお使いの人は、2年縛りで月6000円~10000円程掛かっているという人がほとんどだと思いますが、MVNOにすればよほど特殊な使い方でない限り、月600円~3000円程で済ませられます。
データ容量が少ないだけじゃないの?って思うかもしれませんが、7GBのプランでも3000円以内のプランはたくさん存在します。
金額だけ聞くと驚きですよね。
今現在の携帯料金が月7000円だとして2年間分を単純計算してみると、
月7000円×24=168,000 に対して
2000円だと仮定して計算すると、2000×24=48,000!!
12万円の金額差になります。
勿論、7000円には携帯端末の代金が含まれているので、正確な比較にはならないのですが、それでもかなりの金額差です。
②豊富な事業者とサービス

キャリアでは、料金プランの選択肢が少なく、自分が理想とするプランがないという方もいるんではないでしょうか。
MVNOでは、事業者それぞれに個性があり、自分自身に一番マッチしたサービスを選ぶことが出来ます。
これは一例ですが、家族間でパケットをシェア出来たり、余ったパケットを翌月に繰り越せたりと色々なサービスがあります。
動画をよく見るからパケット使用量をたくさん使いたいと言った方や、メールやLINEしか使わないから低速でも良いから安いプランが良いと言った人まで、満足できるプランやサービスがきっと見つかるでしょう。
③自分の好きなスマホやタブレットが使える

スマホやタブレットは、携帯電話事業者からだけではなくパソコンメーカーなどからも発売され、高機能で低価格の製品もたくさん存在します。また、日本でもSIMフリーの端末が増えて更に選択肢が広がっています。
安くてお気に入りの端末が見つかれば、キャリアで買う必要はありませんし、今現在スマホを持っていればそのスマホをそのまま使えます。(後述する条件はあります)
また、契約期間の縛りや違約金がない事業者もあるので、契約して気に入らなかったらすぐ解約すると言った気軽さも売りの一つです。
④海外に行った時にSIMを差し替えて使える

これはMVNOのメリットというよりは、SIMフリー端末のメリットですが、海外に行った際、現地のプリペイド式等のSIMカードを差し替えて使う事が出来ます。
キャリアで購入した端末だと、SIMロックが掛かっておりそのキャリアのSIMしか使う事ができません\(^o^)/
特に、海外に行く機会が多い方には、大きなメリットですね。
さて、ここまでのメリットだけを聞くと
「乗るしかねぇこのビッグウェーブにっ!」
ってなるんですが、勿論安いものはそれなりの理由があります。
よく分からないから移行してないって方も結構いると思うので、デメリットをよく理解した上で許容出来る人は、検討してみると良いと思います。
MVNOのデメリット
①手続きや初期設定は自分でやる必要がある

キャリアでは、店頭で手続きや初期設定を全て済ました状態で端末を受け取るのですぐに使う事が可能です。
しかし、ほとんどのMVNOではインターネットで申し込み後、届いたSIMカードを端末に自分で設定しなければいけない。
ホームページ上で分かりやすく説明している事業者もありますが、携帯に詳しくない初心者がやるには敷居が高いと感じるかもしれまてん。
また、大手キャリア程サポートも手厚くないので、基本的には何か起こっても自分で調べて解決出来る人でないと厳しいでしょう。
これがMVNOが普及しない一番の理由かもしれませんね。
しかし最近では、ヨドバシカメラやビッグカメラ等の量販店でリアル店舗を構えるMVNO事業者も増えてきて、初期設定やサポートを受ける事が出来ます。不安だけど移行したいと言う方は、そういった店舗を構える事業者を選ぶのも手でしょう。
②通信速度の規制が厳しかったり電波がつながりにくい場合がある

これはプランにもよるんですが、日に数十~数百MBなどの通信制限も存在しています。大手キャリアに比べると、規制が厳しい場合が多いので注意が必要です。
また、通信速度については、大手キャリアと特に変わらないという情報や、遅いけど問題ないと言った情報もあり、地域や事業者によって様々です。
通勤の時間や昼休憩などの回線が混む時間帯は、速度が低下するという情報はよく聞きますね。
こればかりは使ってみないと分からないので、実際使っている人の情報を参考にするのが一番良いかと思います。
ビジネス柄、絶対に繋がらないと困ると言った人は、大手キャリアを契約しておくのが無難でしょう。
③通話料金はデータ通信料と比べると高い

ほとんどのMVNOは、30秒で20円程の料金になります。
通話利用の多いユーザーは、せっかくMVNOにしたのに料金がキャリアより高くなってしまう可能性があるので要注意です。
目安としては、1ヶ月に2時間以上通話をするという方は、キャリアのままの方がオトクな場合が多いそうです。
また、通話定額サービスがないので、通話をたくさんすると言う方ははっきり言ってMVNOには向いていません。
しかし、そうした状況を踏まえ、独自の通話サービスを展開するMVNOもあるので、通話をよくする人はそういったサービスを展開するMVNOを選ぶと良いでしょう。
④MVNOに対応している端末を自分で用意する必要がある

MVNOはほとんどがDocomoの回線を使用しているので、Docomoで購入した端末もしくはSIMフリーの端末でないと使えません。(一部auもあり)
格安スマホとSIMを同時に提供しているMVNOもありますが、自分が気に入る端末がない場合、初期費用として端末代金が掛かってきます。
今では、白ロムと言ったDocomo等で購入した端末の中古や、SIMフリーの端末はネット通販や店舗でもたくさん販売されているので、購入した意見を参考にして選ぶと良いでしょう。
LINEや調べ物をするくらいの使いみちでしたら、1~2万円程度のスマホで充分だと思います。
Amazonさんでも多数取り扱ってますね。

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また、Softbank等で購入したSIMロックが掛かった端末でも、SIMロックを解除しSIMフリー化する方法もあります。
最近では、数ヶ月経てばキャリアでもSIMロック解除を行ってもらえる端末もありますね。
キャリアでのSIMロック解除に対応していない端末の場合、SIMロック解除アダプタ(通称下駄)や、ファクトリーアンロックというサービスを使えばSIMフリー化出来る場合もありますが、その場合全て自己責任な上、動作が安定しなかったりといった問題もあるのでオススメ出来ません。
⑤キャリアメールが利用出来ない

「@docomo.ne.jp」等のキャリア独自のメールアドレスは使えなくなります。
キャリアのメールアドレスをメインで使用していると移行しづらかったり、キャリア以外のメールを拒否されている人とのメールが出来なかったりと言った問題があります。
ただし、最近はLINEでしか連絡を取らないと言った人も多いですし、メールもGmailやYahooといったフリーで取得出来るメールアドレスがあるので、さほど問題ではないかもしれませんね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
案外知らないという人が多いのでまとめてみましたが、参考になりましたか?
MVNOには安いだけでなく幾つかデメリットがあるので、そのデメリットを本当に理解した上で許容出来るという人は、是非次に携帯を契約する際、選択肢に入れてみてください。
また、MVNOは数が多いのでどれを選べば分からないという方もいますが、安さだけで選ばずに色んな意見を参考にして選んで下さいね。
そういう僕は未だにSoftbankのiPhone5Sですが、(6以降でかいよぉ)
4月に2年縛りが終わるので、MVNOに移行してみようと思います。
その時はまた使ってみた感想等を記事にしたいと思うので、暇があれば見てください(笑)
iPhone SE欲しいけど高いなぁ…。
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